草刈機の刃を交換するとき、「どっちの向きが正しいの?」と迷った経験はありませんか?
草刈り機の刃の向きの悩み
- どっちの向きか迷う
- 向きが合ってるか不安
- 間違えるとどうなる?
もし逆向きに取り付けてしまうと、草が切れにくくなるだけでなく、跳ね返りの危険も増してしまいます。
間違えると性能が落ち危険性も増す。
そこでこの記事では、草刈機の刃の向きの判断方法、取り付け手順、安全対策まで分かりやすく解説します!
初心者の方でもこの記事を読みながら作業すれば、安全に交換できるようになります。
✔︎この記事でわかること
・草刈機の向き
・草刈機の刃の向きを間違えると?
・回転方向によって刃の向きは変わる?
・刃の向きでよくある間違いと失敗例
ぜひ参考にしてみてください!
草刈機の刃の向きはどっち?正しい判断方法
草刈機の刃は「反時計回り」に回るため、刃の向きも回転方向に合わせ「鋭利な切れ刃」が前になるように取り付けるのが正解です。
鋭い側が回転方向の前になるように
草刈機は回転して草を叩き切る仕組みなので、切れる面が進行方向を向いていないとまったく切れません。
| 判断ポイント | 正しい状態 |
| 刻印・商品名の印字面 | 上側(エンジン側) |
| 回転方向矢印 | 草に進む方向を向く |
| 刃の傾きの位置 | 鋭い側が回転方向の前 |
しかし中には、刻印の位置や刃の傾きなど、判断が難しいポイントもあります。
この章では、初心者でも一目で分かる刃の向きの見分け方を解説します。
草刈機の刃の向きはどっち?正しい判別方法
- 刻印がある面を上に向けるのが基本
- 回転方向の矢印は必ずチェック
- 刃の傾きが草を切る方向に向いているかを確認
刻印がある面を上に向けるのが基本
草刈機の刃の向きは、刻印がある面を上に向けるのが基本です。
多くの金属刃やチップソーは、「製品名やロゴなどの刻印がある面がエンジン側(上)」になるよう設計されています。
この向きにすることで、回転方向と刃の角度が最適に保たれ、草をしっかり切れます。
刻印がある面を上
回転方向の矢印は必ずチェック
草刈機の刃の向きを確認するときは、回転方向の矢印を必ずチェックするようにしましょう。
刃には矢印で回転方向が記されていることがあります。
その矢印が草に進む方向へ向いているかを確認すれば正しい向きになります。
刻印が見えない時は、矢印を見るのが一番確実!
刃の傾きが草を切る方向に向いているかを確認
草刈機の刃の向きを確認するときは、刃の傾きが草を切る方向に向いているかを確認しましょう。
刃をよく見ると、鋭い角度がついている側と裏側の平らな部分があります。
鋭い角度の先端が、回転方向の前に来るのが正しい取り付けです。
鋭い角度の先端が回転方向の前
草刈機の刃の向きを間違えるとどうなる?
実際に、草刈機の刃の向きを間違えるとどうなるのでしょうか?
草刈機の刃の向きが逆になっていると、草がほとんど切れなくなるだけでなく、危険な事故につながる可能性もあります。
性能を発揮するためにも、正しい向きで取り付けることが重要。
そこでこの章では、草刈機の刃の向きを間違えるとどうなるのか詳しく解説していきます。
草刈機の刃の向きを間違えるとどうなる?
- 草が切れず作業効率が大幅に低下する
- 刃が跳ねやすくなり危険性が増す
- エンジンやモーターに大きな負担がかかる
草が切れず作業効率が大幅に低下する
草刈機の刃の向きを間違えると、草が切れず、作業効率が大幅に低下します。
刃の向きが間違っていると、草を「叩く」だけになり、切断できません。
その結果、同じ場所を何度も往復する必要があり、燃料の無駄にもつながります。
「なんか切れ味わるいな…」と感じたら、まず向きを疑う!
刃が跳ねやすくなり危険性が増す
草刈機の刃の向きを間違えると、刃が跳ねやすくなり、危険性が増します。
誤った向きでは刃先が草へうまく食い込まず、石や硬い茎に当たると「跳ね返り(キックバック)」が発生しやすくなります。
転倒や刃の飛散など重大事故の原因になるため注意が必要です
キックバックが発生しやすくなる
エンジンやモーターに大きな負担がかかる
草刈機の刃の向きを間違えると、エンジンやモーターに大きな負担がかかります。
切れない状態で無理に草を刈ろうとすると、モーターが過剰に回転し、機体の故障や寿命低下につながります。
その結果、発熱トラブルも起きやすく危険です。
エンジンやモーターに負荷
草刈機の回転方向によって刃の向きは変わる?確認ポイント
草刈機は機種によって回転方向が異なるため、刃の向きも変わる場合があります。
草刈機には左回転と右回転のモデルがある。
- 背負い式・肩掛け式
左回転が多い - 片手で扱うタイプ
右回転もある
特に初めて交換する場合は、回転方向をしっかり確認しないと、逆向きに取り付けてしまう原因になります。
ここでは草刈機の回転方向と刃の向きの関係を分かりやすく解説します。
草刈機の回転方向によって刃の向きは変わる?確認ポイント
- 草刈機のタイプを確認する
- 本体または刃にある矢印で回転方向を確認
- 回転方向と刃の角度が合っていないと危険
草刈機のタイプを確認する
草刈機の回転方向によって刃の向きが変わるため、まずは草刈機のタイプを確認しましょう。
一般的な肩掛け式や背負い式は左回転が多いですが、片手タイプや高齢者向けモデルなどには右回転も存在します。
回転方向が違えば、正しい刃の向きも逆になるため、まずは機体の仕様を確認しましょう。
回転方向は本体または刃にある矢印で確認
草刈機の回転方向によって刃の向きが変わるため、本体または刃にある矢印で回転方向の確認をしましょう。
ほとんどの草刈機には、回転方向を示す矢印が本体側に記載されています。
また、刃にも矢印が刻印されていることがあり、その向きが草に向かっていく方向となるのが正解です。
「刻印面を上に」が基本でも、回転方向が違えば例外になることも!
回転方向と刃の角度が合っていないと危険
草刈機の回転方向によって刃の向きが変わるため、回転方向と刃の角度が合っていないと危険です。
正しい向きにセットされているか、作業前に必ず手で回して確認しましょう。
回転方向と刃の向きが合っていない場合…
- 切れ味が極端に落ちる
- モーター負荷増大 → 故障リスク
- キックバックなど事故につながる可能性
草刈機の刃の向きでよくある間違いと失敗例
草刈機の刃の向きは一見わかりにくく、経験者でも誤って取り付けてしまうことがあります。
切れ味の低下だけでなく、重大な事故につながる場合もあるため、よくある失敗例を知っておくことが大切です。
この章では、草刈機の刃の向きでよくある間違いと失敗例を詳しく解説していきます。
草刈機の刃の向きで間違いと失敗例
- 刻印面を下にしてしまう
- 丸ノコ刃と同じ向きだと思い込む
- 固定が甘くて作業中に刃が緩む
- 向きがおかしいのにそのまま使い続ける
刻印面を下にしてしまう
草刈り機の刃の向きでよくある間違いと失敗例1つ目は、刻印面を下にしてしまうです。
多くの刃では、刻印やロゴがある面を上にするのが基本です。
しかし裏と表を間違えると、刃の角度が逆になり草がまったく切れない状態になります。
よくある間違い
刃が上下逆になっていることに気づかない
対策
印字面がどちらか必ず確認し、迷ったら回転方向と合わせて確認
丸ノコ刃と同じ向きだと思い込む
草刈機の刃の向きでよくある間違いと失敗例2つ目は、丸ノコ刃と同じ向きだと思い込むです。
DIY などで馴染みのある丸ノコの刃と、草刈機の刃は回転方向が異なる場合があります。
そのため、同じ感覚で取り付けると逆向きになることがあります。
よくある間違い
丸ノコ刃と同じ向きだと思い込む
対策
刃や本体の回転方向矢印を見る癖をつける
固定が甘くて作業中に刃が緩む
草刈機の刃の向きでよくある間違いと失敗例4つ目は、固定が甘くて作業中に刃が緩むです。
向きが正しくても、固定が弱いと振動で緩み 、飛散事故につながる危険なケースがあります。
よくある間違い
固定が弱くて作業中に刃が緩む
対策
ナットを確実に締め、試運転でブレがないかチェック
向きがおかしいのにそのまま使い続ける
草刈機の刃の向きでよくある間違いと失敗例5つ目は、向きがおかしいのにそのまま使い続けるです。
「なんか切れにくいな…」と思いながらも作業を続けると、モーターに負担がかかり故障や寿命低下の原因になります。
よくある間違い
向きがおかしいのにそのまま使い続ける
対策
違和感を感じたら一度停止し、向きと固定状態を必ず確認。
まとめ:草刈機の刃の向きは要チェック!
今回は、草刈機の刃の向きについて詳しく解説しました。
草刈機の刃の向きを正しく取り付けることは、切れ味と安全性を大きく左右します。
草刈機の刃は基本「反時計回り」で回転するので、刃の向きも回転方向に合わせ、切れ刃が前となるようにセットしましょう。
向きが間違っていると効率が落ちるだけでなく、重大な事故につながる恐れもあるため、草刈機の刃の向き以外に、刻印面や矢印を確認するのもポイントです。
安全に草刈りを行うためにも、正しい刃の向きをしっかり覚えておきましょう!
✓まとめ
- 草刈機の刃の向きはどっち?正しい判別方法
・刻印がある面を上に向けるのが基本
・回転方向の矢印は必ずチェック
・刃の傾きが草を切る方向に向いているかを確認
- 草刈機の刃の向きを間違えるとどうなる?
・作業効率が大幅に低下
・キックバックが起こりやすく危険
・エンジンやモーターに負担
- 草刈機の回転方向によって刃の向きは変わる?確認ポイント
草刈機のタイプによって刃の向きは変わる!
・まずは草刈機のタイプを確認
・矢印で回転方向を確認
・回転方向と刃の角度が合っていないと危険
- 草刈機の刃の向きでよくある間違いと失敗例
・刻印面を下にしてします
・丸ノコ刃と同じ向きだと思い込む
・固定が甘くて作業中に刃が緩む
・向きがおかしいのにそのまま使い続ける
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