初めまして!だぃの畑のだぃです!
皆さんは普段農作業をしている時に、少しでも楽に効率良く行いたいと思ったことはないでしょうか?
そんな農家さんにとって農機具は強い味方であり、様々な種類のもので手助けしてくれています。
その中でも今回は、肥料の散布がとても楽に効率よくできる『肥料散布機』について詳しく解説していきます。
肥料散布機とは?
肥料散布機は、畑に肥料をまく機械です。
肥料散布気を使えば、重労働な肥料散布を効率的に進めることができる農家さんには欠かせない便利なアイテムです。
肥料散布機の形や種類は様々で、簡易的な『手持ち式』から、本格的な『自走式』など、選べる幅が広いのも特徴です。
また、商品によっては肥料だけではなく農薬や融雪剤などを散布できるものもあります。
肥料散布機の種類
肥料散布機にはいろんな種類のものがありますが、大きく分けて以下の7つのタイプに分けられます。
・手押しタイプ
・背負いタイプ
・牽引タイプ
・手持ちタイプ
・自走タイプ
・ドローン
手押しタイプ
手押し車のような形状になっており、容器にあいた穴から肥料を落として散布することができる肥料散布機になります。
容量27リットルの小型のものや50リットルも入る特大サイズのものなどいろんな種類があります。
手で押すことによって広範囲に均一肥料をまくことができ長時間の作業でも体の負担が少なく楽に肥料をまくことができます。
中規模な畑におすすめ!
背負タイプ
背中に背負って使う肥料散布機です。
肥料を入れる容器を背負いホースで繋がったノズルから散布するといった仕組みになっています。
この背負タイプにはエンジン式と手動式の2種類のタイプがあり、より早く効率的に行いたい人にはエンジン式がおすすめとなります。
エンジン式は動力散布機とも呼ばれ、中にあるファンで風を起こし肥料などを飛ばすといった仕組みになっており、手動よりも遠くまで散布できるのが特徴です。
中規模な畑におすすめ!
牽引タイプ
トラクターや耕運機などの機械を持っている人にはこちらの牽引タイプの肥料散布機がおすすめです。
トラクターや幸運機に取り付けて、牽引しながら散布できるタイプになります。短時間で効率的に大量の肥料をまけるので、大規模な畑に適しています。
購入する際には、自身のトラクターや耕運機に取り付けれるかどうかをしっかり確認するようにしましょう。
大規模な農家さんにおすすめ!
手持ちタイプ
2〜3リットルほどの肥料が入れられるものが多く、値段が安く、コンパクトで気軽に使いやすいのもポイントです。
ハンドルを回したり振ったりして散布する手動式と、電池で動く電動式があります。
家庭菜園など小規模の畑におすすめ!
自走タイプ
エンジンを使って自動で走行しながら肥料をまくことができます。
労力や体の負担が少なく、肥料を楽にまきたいという方には特におすすめの散布機になります。
しかし、値段が高額になりますのでお財布と相談しながら選ぶようにしましょう。店によってはレンタルできるところもありますので、まずはレンタルで使い勝手を確認してから購入を検討してみてはいかがでしょうか?
肥料を楽にまきたい人におすすめ!
ドローン
肥料散布にはドローンを使った方法もあります。
1分あたり約10aのペースで散布することができ、作業効率がよくなることはもちろん、散布者はドローンを操作するだけなので労働負担や安全性が高まるといったメリットがあります。
しかし初期費用や諸経費などで大体200〜300万ほどかかり、さらに保険代や年次点検費などの維持費がかかりますので自走式と同様お金がかかってしまう事や、ドローンではまけない肥料もあるので好きな肥料をまけないといったところもデメリットだといえます。
IT農業に興味がある方におすすめ!
肥料散布機は自作できるのか?
結論:できる。
実はペットボトルを使えば、簡易的な手持ち式の肥料散布機は自作することができます。
必要な材料・道具
・1.5リットルのペットボトル
・ドリル
・カッター
作り方
1、ドリルを使ってペットボトルの蓋に穴を開ける。
(ここから肥料が出てくるので、開け過ぎに注意)
2、ペットボトルの底から5センチくらいの所に、カッターやドリルを使って横に半周切れ目を入れる。
3、ペットボトルの半周分切れ目を入れたところから底に向かってカットしていき、スコップのような形状に切って完成。
使い方
スコップの部分を肥料の入った袋に入れ、すくうように肥料をとり、肥料を撒きたい場所でペットボトルの蓋側を下にして振ることで肥料散布することができます。
肥料の落ちる量が少ないと感じる場合は、蓋の穴を広げて自分好みに調整してみましょう。
家庭菜園など小規模農園におすすめ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
肥料散布機だけでも結構な種類があるということが分かったと思います。
是非参考にしてみてください!
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