【初心者向け】ジャガイモの栽培方法・育て方

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育て方

ジャガイモは炭水化物、ビタミンC、ビタミンB2、食物繊維、カリウムなどを多く含む根菜類です。サラダや、煮物、炒め物、揚げ物など幅広い料理に使われており、その栄養素から海外では、ジャガイモを主食としている国もあります。

【一口サイズのジャガイモグラタン】

ジャガイモ栽培の特徴

ジャガイモは栽培の手間がかからず、春と秋の年2回栽培でき、保存もきくため、家庭菜園にもおすすめの作物です。

日光に当たると、緑化してソラニンという毒素のある物質が作られるため、植え付け後には何度か土寄せをしてジャガイモが土から出ないように注意しましょう。

また、食用のジャガイモや、収穫したジャガイモを種芋として植え付けをすると、種芋が原因で病気が伝染する可能性が高くなるので、種芋用として販売されている無病の種芋を選ぶようにしましょう。

ジャガイモの栽培時期

ジャガイモの栽培時期は以下のようになります。

植え付け時期は春と秋の2回あります。

植え付け収穫
春作2月下旬〜3月中旬6月
秋作8月中旬〜9中旬11月中旬〜12月上旬

秋の植え付けは暑さで種イモが腐りやすかったり、種イモの販売期間や植え付け期間が短いため、注意しましょう。

ジャガイモ栽培の流れ

行程作業内容
土づくり深さ25㎝〜30㎝に耕す
種芋の準備芽出し・切って乾かす
植え付け切断面を下にして植え付け
芽かき生育のいい1〜2本残して芽かき
土寄せ/追肥土寄せをして追肥
花を摘む咲いている花を見つけたら摘む
収穫地上部の葉が黄色くなったら収穫
ジャガイモ/ナス科 好適土壌ph5.5〜6.0

※連作障害を避ける為に、同じ場所での栽培間隔を1年〜2年あけるようにしましょう。

土作り

じゃがいもを露地栽培する場合は、植え付け2週間前までに土作りをして、1週間前には畝立てを終わらせておきましょう。

植え付け2週間前にやること

土を耕しph調整/種芋の準備

植え付ける2週間前までに苦土石灰などで酸度調整をして、深さ25㎝〜30㎝ほど耕し土づくりを済ましておきましょう。

土壌酸度(pH)の目安は5.5〜6.0です

pHが7.0以上になるとソウカ病が発生してしまうので、石灰のやりすぎに注意が必要です。

同時にこれぐらいの時期から種芋の準備をしておきましょう。

植え付け1週間前にやること

堆肥・化成肥料を施肥して畝立て

1㎡あたり堆肥1.5kg・化成肥料150gを全面に施肥して畝作りをしておきましょう。

ジャガイモは生長に合わせて土寄せして栽培するので、基本は平畝でも大丈夫ですが、水はけが悪いと種芋が腐ったり根腐れを起こすことがあるので、水はけの悪い畑の場合は高畝にしましょう。

種芋の準備

種芋用として販売している無病の種芋を選びましょう。

芽出し(浴光催芽)

弱めの日光に当て芽出しをする

種芋を購入したら1週間〜2週間くらい弱めの日光に当てて芽出しをしましょう。

雨に当たらず、気温15°ぐらいの場所に置いておくと、緑や赤、紫色の硬い目が出てきます。

芽出し作業は必ず行う必要はありませんが、芽出しをしておくことで生長が早まったり収穫量が安定します。

種芋を切り分ける

半分に切り分ける(春作のみ)

芽出しが終わったら芽の数が均等になるように半分に切断します。

この時の目安としては、1片40〜60gぐらいで40g以下のものは切らずにそのまま使いましょう。

切り口が濡れていると腐りやすくなるため、風通しが良い場所に2〜3日置いて、切り口がコルク状になるまで乾燥させます。

また、植え付け直前に切り分け作業を行う場合は、切り口に草木灰をまぶして植える事で植え付け後の腐敗を防ぐ効果があります。

なお、秋作の場合は種芋が腐りやすいため、切らずにそのまま使います。

植え付け

切断面を下にして植え付ける

株間30cmで深さ10cmの穴を掘り、切断面を下にして植え付けます。植え付け後の水やりは不要です。

※雨上がりで土が湿りすぎでいる場合は、種芋が腐ってしまう場合があるため、土が乾いたから植えるようにしましょう。

芽かき(間引き)

種芋ごと引き抜かないよう土を抑えながら芽かき

芽が伸びて草丈10cmくらいになった頃、1つの種芋から芽が多く出ていたら生育のいい1〜2本を残して芽かきをします。

芽かきの際には、種芋ごと引き抜いてしまわないように、株元の土を押さえながら行いましょう。

芽の数がおおいと養分が分散してイモが小さくなるので気をつけましょう。

土寄せ・追肥

土寄せは2回に分けて行いましょう。

また土寄せをするタイミングで追肥も一緒に行うと効果的です。

1回目の土寄せ:芽かきのタイミング

1回目の土寄せは芽かきをしたタイミングで行いましょう。

株元を中心に5cmほど土を盛ります。

土寄せと同時に、株元に追肥を施します。

2回目の土寄せ:1回目の土寄せから2〜3週間後

1回目の土寄せから2〜3周間後に、2回目の土寄せをし、5センチほど土を盛りましょう。

この時、土寄せが不十分だと、イモが露出して日光に当たり緑化(ソラニン)の原因となるので注意しましょう。

ソラニンとは?

ナス科の植物のジャガイモ、ツルナス、イヌホオズキなどに含まれる天然毒素になります。ソラニンは吐き気や腹痛、頭痛などを引き起こすため注意が必要です。

花を摘む

花は早めに摘む

1回目の追肥から10日程すると花が咲き、土の中のジャガイモが太りだします。花に養分が取られないように、咲いてる花を見つけたら摘んでおきましょう。

収穫

葉が黄色くなったら収穫

品質や地域、天候によって収穫時期は変わってきますが、葉の7〜8割が黄色くなって、枯れて倒れてきたら収穫の適期になります。

雨が降っていたりすると、イモに泥が付いて保存中に腐りやすくなるなるため、天気が良く、土が乾いている日に掘り上げましょう!

掘り方は、イモを傷つけないよう、株元から少し離れた位置にスコップをさして土を掘り上げ、茎を持ちながら収穫します。

まとめ

今回はジャガイモの栽培方法を解説していきました。

成功させるポイント

・2週間前から土作り(ph5.5〜6.0)

・芽出しをしてから植え付け

・土寄せのタイミングで追肥

・ソラニンを防ぐためしっかりと土寄せする

・花が咲いたら早めに摘む

これらのポイントを押さえてジャガイモ栽培楽しんでみてください!